最近夕方に凄く眠くなってしまい、うっかり寝ると23時とか0時になっているんですけど時間を無駄にした感があって非常に困ります。その後すぐ眠れそうなら風呂と歯磨きだけして就寝、目が冴えている状態なら3~4時ぐらいまで遊ぶか仕事して就寝、みたいなサイクルです。次の日の朝はいつもと同じ時間(大体8時ぐらい)に起きられるのでそこまで生活サイクルがズレたりはしませんが…。
さて、今回はガジェットレビューと購入報告です、キーボードになります。今使っているやつが壊れたわけではありませんが、もう10年以上買い替えていませんしフルサイズだとマウスが遠くて、長時間の作業やゲームになると右手が疲れるのです。もうちょっと体に対して近い距離でマウスを使いたくて、コンパクトなキーボードを探してこれに辿り着きました。
開封の儀
海外通販で買うときは使う前に全て記録を残しておくのがベターです、本当は動画にするのがいいのですがね(めんどくさい店だと「写真は加工できるから証拠にならん!」て言ってくる)。
英字配列にした理由
気分
もうちょっと補足すると、コーディングとか考えるとやっぱ英字配列の方が便利だし、キーボードの中心が真ん中に近いほうが姿勢的にも楽だし、今後キーボードを買い替えることを考えたときにJIS配列に縛られなくても済むからです。
一応このブランドのJIS配列版は、国内のクラウドファンディング系サービスが絡んだ時にK1が数量限定で販売されていました。それ以外のモデルでは販売歴はありません。
Keychron K4を選んだ理由
1、OSを問わず利用でき、複数ペアリングが可能だから
まずMacとWinの両対応ってのが市場に少ない、だいぶ限定されますよね、こいつはそれに加えてiOS、androidにも対応ですからね、しかも3台までペアリングを記憶できます。また、Bluetooth接続だとモバイル向けが多く、デスクトップで使った時の快適性が保証されるものもまた少ない。環境を欲張るとなにか犠牲にしなければいけないことが多いのですが、これはそういうところが(ほぼ)無かったのです。
2、結線すれば有線キーボードのパフォーマンスで使えるから
Bluetoothはしばらくすると自動で切断されるので地味に復帰がめんどくさい(といっても適当にキーを叩くだけですが)。加えてゲームとかプレイする場合はやっぱ有線の安定感が欲しい。両対応モデルは意外と高価格帯にならないと存在しないのです。
3、省スペースにしたかったけど、テンキーは無しは不安
実際テンキーを使う機会は少ないのですが、それでも事務作業とかする際にあると便利。かといって別途買うのももったいないし、使うときにわざわざ繋げるというのもこれまためんどくさい。んでテンキーありで省スペースって無茶苦茶選択肢少ないのですよ。
4、メカニカルキーボードから離れたくなかった
ずっと使っていたキーボードはメカニカルです、しかも安物のくせに何故かちゃんとしている。メカニカルキーボード自体はバリエーションも増えてきていますが、上の条件を満たすものになるとかなり絞られてきます(というか殆どないんじゃ…?)
つまり、消去法です。
でもデザイン妥協したわけじゃないですよ、オシャレで見た目も気に入ったからです。
価格と到着までの時間
元値が$69で、バックライトとか軸の種類とかフレームの素材のオプションで金額が変わります。私は一番安いスタイルで。送料がDHL固定で$20、注文から3日後に発送され、発送日の2日後(恐ろしい速さだ)に自宅に届きました。住んでいる場所にもよりますがもろもろのタイミングを考えると、おそらく注文から1週間ぐらいが平均ではないかと思われます。
前のキーボードにお別れ
蛍光灯で酷い写真…こいつは昔、ドスパラが展開していたオリジナルブランド「D-PRO」のメカニカルキーボードです。確か1,990円とかいう破格の安さで買った記憶があります。デザイン的にも無難だし、シンプルな普通のキーボードでかつメカニカル。10年以上使っていたのにも関わらずどのキーもへたっていません。なかなか優秀でした。
お別れと言いつつもPS2端子はトラブル時に活躍してくれたりするので捨てずにとっておきます。
使用感など
全体のサイズ感
まず全体のサイズが普通のキーボードより小さい(96%)とのことですが、その違いによる違和感は全然ありません。本当に普通のキーボードです。
横幅は87キーボードよりちょっと大きいぐらい、もし手元に13インチサイズのノートパソコンがある人はそれを見てください。おおよそ同じぐらいです。これでほぼフルキーボードというのがありがたい。
打ち心地
今回茶軸モデルを買っています、茶軸は押し心地のかっちりした重い青軸と、押し心地が軽く指が疲れづらい赤軸の中間で、まぁ両方の良いとこどりでオールマイティ、悪く言えば中途半端です。私の場合、仕事にもゲームにも使うし、仕事は必ずしも打ちまくっている業種でもないため、何かを重視するよりはなんでもそつなく熟せる優等生の方がよかったのです。
で、先代との比較ですがかなり軽やかです。ただ先代が何軸かわからないのですよ、書いてなかったですし。いや、もしかしたら箱とかに書いてあったのかもしれませんが、当時私はそんなことを気にしてはいなかった、とりあえず現在の市販品と比較すると青軸に最も近いと思います。
でこいつに話を戻して、軽いタッチでありながらもタイプ感はあり、確かにこれなら長時間タイピングしていても疲れなさそうです。赤軸ほど軽いわけでもないので誤タッチとか特にもありません。
スタンドがラバー製で良い感じ
底面にスタンドが付いていて角度がつけられます、まぁ普通キーボードなら当たり前のようにある機能ではありますが、これがラバー製になっているのは親切。がっちり固定してくれて動きません、安定します。
環境の切り替えがハードスイッチ式
iOS、Android、Mac、Winの切り替えや、有線と無線の切り替えがスイッチ式です。こういった機能はソフトウェアで切り替えるよりシンプルなスイッチ式の方が信頼できます。
ちょっとダメなところ
右shiftが使いづらい
これは写真を見ていただきましょう。
人の癖にもよると思いますが、私だと慣れで打とうとすると「↑」を叩いてしまいます。また、位置の関係上}や|を打ちたいときが大変ですね、shiftを左で押すように癖を変えていかなければ…。
テンキーの0が使いづらい
これも写真で見てみましょう。
親指で0を入力しようとすると「→」を打ってしまいがちです。普通のキーボードだと0は横長ですからね。
print screen君とinsert君は解雇されました
あとpause君とscroll lock君も解雇されていますが、彼らは元々窓際族だったのでどうでもいいです。
ほかのキーを見てもこれ以外削りようがなかったのだとは思います、insertは出番が少ないとは言え全く使わないわけではありません、そしてprint screenはよく使うので残念です。一応Win10なら「Windows + shift + s」で任意画面切り取りができるので代替手段となりますが、アクティブウインドウを切り取るAlt + print screenは代替が効かないので唯一そこだけ不便です。
※追記 アクティブウィンドウの切り取りできました、これで困ることはありません。
キーのバックライトと印字が光る機能は割愛します、私的にどうでもよいことだったので。
ただパターンはむっちゃ豊富です。
総評
なんでもできる優等生でクオリティも高い。無理やり詰め込んだことでやや弊害もあるが、全体的に非常にコスパの良い製品
メジャーどころで選ぶと、どうしても欲しいキーボードは価格帯が高くなります{おおよそ2~3万円)。かといってAmazonに並んでいるよくわからない中華ブランドには手を出したくもないし…と探したら見つけたこの製品。価格もお手頃で希望ほぼ全部乗せ、こいつは買うしかないだろ…と。最初は87キーボードで妥協するしかないかなーと考えていたので本当にありがたい製品です。デザインもかっこいいし、本当に難点は省スペースに詰め込んだことによる若干の弊害だけ。
ちなみに最初に見つけたのはK1というモデルの方でそれもかっこいいです。薄型なのにメカニカルで87キーボード!うーん…欲しくなってきたぞ。他にはK4から更にテンキーを削ったK2、そのK2からファンクションキーを削ったK8、K4のデザインで普通の87キー配列のK8(まだ発売前)がラインナップとしてあります。どれか一つは心にヒットするのではないでしょうか。